雄川堰の所々に、木の簡素な水車があります。

その傍に案内板。

「芋車

芋車は江戸時代から住民の智慧で
雄川用水の流れを利用し
里芋・じゃが芋・人参等の
野菜を洗い毎日の食生活に
利用していた。

甘楽町観光案内の会」

この水車の事でしょうか。





そして、昔懐かしい釣瓶井戸。
ポンプも付けられているため、
実際に最近まで使われていたのでしょう。






来た道を引き返し、小幡中心部へ。
その手前の「甘楽総合公園」の駐車場に車を停めました。
ちょっと距離があますが、古い街並みの再現された道をのんびり
歩きながら向かいました。






いよいよ桜並木です。
雄川堰(おがわせき)という小さな古い用水路に沿って
樹齢60年のソメイヨシノが約50本植えられています。
ほぼ満開で、見事に咲き誇っていました。

宝積寺側からだと、右側に歩行者専用の道があり、
桜並木と雄川堰を隔てた左側が車の往来する道路となっています。

右側に古い家並み続きます。
養蚕農家の通りだそうです。

毎年4月の第2日曜に「武者行列」が行われます。
この辺りでは結構有名なお祭りです。
今年は4月11日。
満開の桜の下、華麗な行列が通る事になりそうです。



完全に受け狙いと思われる「たばこ」屋さん。
小幡(おばた)に「こばた」な「たばこ」屋さん。
こういうノリ、嫌いじゃないです。












少し戻って「甘楽物産センター」へ向かい、
「せせらぎの路」という川沿いの遊歩道を歩きました。
まだ若いソメイヨシノやこれは何と言う桜なのかな、
花弁の中心部分が色鮮やかな桜などが植えられていて、
様々な鳥の鳴き声が聞こえる空気の綺麗な小道を散策。
ホタルを飼っているそうで、水も大変綺麗です。






昔の庭園を再現した「楽山園」を横目に、甘楽総合公園へ向かいました。
総合公園の大広場は、武者行列の出発点であり終着点でもあります。
いくつものテントが設営されていました。
当日は色々な催しが行われます。




かなりの距離を歩きました。
4〜5kmは歩いたでしょうか。
普段全く歩かないため、足腰が痛み、翌日は筋肉痛に泣かされました。

やはり残念だったのは天候。
どんよりと曇っていたため、桜の鮮やかさはかなり殺がれていました。
それでもやはり桜は妖しく美しい。
昨年の分を取り戻せたのでは、と思える程、堪能できました。





参考URL 甘楽町役場HPより

『かんらの名所・旧跡』


『観光マップ』


『甘楽町の歴史をたどる』




甘楽郡 宝積寺のしだれ桜と小幡の桜並木

一番端まで行き、また元の道を引き返しました。
端の桜が蔦に覆われちょっと異様な姿に(上)。


結構古く大きな家が立ち並んでいますが、
面白い蔵があったので撮ってしまいました。
綺麗な模様が日本ぽくなく、
洒落ています。




「ちょっとした風景」へ









桜並木の途中を東に折れると、小幡八幡宮があります。

手水舎には水道の蛇口があり、水は節約されている模様。
ちょっと寂しい雰囲気ではありましたが、風情があります。








門を潜り石段を上った先に拝殿があります。












その右側には末社。
中央は「天満宮」
一番左が「天照大神」、
そして荒神ですかね。

一番右は梵字の書かれた石碑。
神仏習合の名残のようです。



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