国道254号線から小幡方面へ左折、暫く行くと小幡の中心街へ出ます。
宝積寺はそこから更に3〜4km程の地にあり、
道幅は狭く、かなりくねっています。
看板が所々にあるため、迷う事はないと思います。
案内に従い左折し、道なりに細い道を登ると到着。
駐車場が何箇所かあり、楽に駐車できます。
以前訪れた時はそれ程参拝する人もなく、駐車場も少なかった覚えが。
更に驚いたのが、拝観料を取っていた事です。
大人200円、子供は無料です。
施設維持の浄財との事。
拝観は午前8時から、ライトアップ期間中は午後9時まで。
通常は午後5時までです。
受付に杖が置いてあり、無料で貸し出しています。

多くの人がしだれ桜を目当てに訪れている事に驚きました。
左上の画像は、入口の桜。
この日は曇天でどの画像も暗く、
レタッチソフトで明るく加工しております。
また寒さが厳しく、長居が出来なかったのが残念。
その桜を、宝積寺へ続く階段から振り返ってみました。
まだ満開とまでは行っていませんでしたが大変美しい。




素朴な手水舎で清めて拝観です。


甘楽郡 宝積寺のしだれ桜と小幡の桜並木
2010年4月9日、群馬県甘楽郡にある宝積寺(ほうしゃくじ)のしだれ桜と
城下町小幡の桜並木を堪能するため出掛けて参りました。
本来は眩暈で運転の覚束ない私に代わり母の運転で行く予定でしたが、
確か宝積寺へ行く道は狭くくねった道のはず、
急遽母に左側を監視してもらう事にして(左右に首を振ると目が回るため)
15か月ぶりの私の運転での軽いドライブとなりました。
やはり母は「こんな道運転出来なかった」とのたまっておりました。







「ちょっとした風景」へ

また無駄にぐるっと回って撮影。

樹齢約140年との事。
花弁は大変小さく、濃い紅色をしています。





内部から見上げてみましたが、青空が欲しかった所。
大変趣があります。









しだれ桜の前に美しい観音像が佇んでいます。
菊女観音(きくじょかんのん)という観音様です。
約410年前に非業の死を遂げた小幡城主の腰元のお菊を観音として勧請したとの事。
悲しい物語が語り継がれております。
それについては以前訪れた時の旅行記に記載済みですので、
よろしければそちらを参考にして下さい。

『甘楽郡宝積寺のしだれ桜』2(2004.4.8)



下記は宝積寺のHPです。

『桜の名所 曹洞宗 宝積寺 −心に宝を積む寺ー』


昼頃から気温が上がり晴れ間が出るという予報が見頃外れ、
震えを堪えながら車に戻りました。
次は小幡の中心地です。




境内へ続く石段を登るとすぐにしだれ桜が目に入ります。
赤くこんもりとしており、大変目を惹きます。

晴れて欲しかった。
ひたすら晴れて欲しかったです。
陽が差すかどうかで、桜の鮮やかさが全く違ってしまいます。
返す返すも残念。

9部咲き程だったでしょうか。
まだ蕾もありましたが、見頃である事は間違いありません。



しだれ桜を横目にまず本堂へ向かいました。
この時初めて知りましたが、「東国花の寺百ヶ寺」のひとつになっています。
「東国花の寺百ヶ寺」とは、関東一円の宗派に関係なく花木をご縁とした
寺院により構成されており、現在103寺が加盟しているとの事。
群馬には14のお寺があるそうです。





参拝し、ご朱印を頂き、桜の元へ。




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