「日光へ行こう」と思い立ったのが、その日の午前１０時頃。
それから慌てて用意したため、出発は１０時半を回っていました。
かなり衝動的。
私の運転による車での日帰り、
昨年の事故で新車に替えてから始めての遠出です。

以前にも日帰りで行っているので同じルートを辿りました。
５０号線を南下、赤堀から大間々を抜け、渡良瀬渓谷を通り、
足尾市を抜けていくというもの。

途中のコンビニで昼食用のおにぎりを購入、
渡良瀬渓谷を横目に草木ダムへ。
やはり紅葉がかなり遅れている。
渡良瀬渓谷は紅葉でも知られているが、
ほんの一部が色づいているのみ。

草木ダムの駐車場へ車を止め、そこで昼食を摂りました。
この時点で既に１２時を回っていました。

出発時は晴天だったものが、段々とうす曇となる。
このまま崩れないように祈りながら、駐車場を出る。

やはり、日光は遠かった・・・
当たり前なのだが、１０時半出発はちょっと無謀でしたね。

栃木県へ抜けるトンネルを出ると、そこは一面の紅葉。
画像に収めなかったのが失敗と思いつつ、
一路日光市へ。
忽ち渋滞に巻き込まれる。
日光東照宮用駐車場へ車を停めた時、既に午後２時。

ここまで１００ｋｍ以上あるとは思っていなかった。
３時間以上かかると思っていなかった。
この季節、４時半には日が暮れ始める。
つまり、２時間半で見て回らなければならない。
やはり無謀だった、と思いつつ車を降りる。

参道へ向かう階段を急いで登りました。
奥日光が丁度紅葉のピークだったため、平日にもかかわらず、
人人人・・・
それもツアー客が多い。

東照宮をメインと考えていたので、輪王寺は断念。
参道から見える鮮やかな紅葉で我慢するしかない。
この紅葉は本当に見惚れるほどの美しさでした。


参道を進むと、石鳥居が見えてきます。
石鳥居は日本三大鳥居のひとつと言われています。
高さが９ｍもある立派な鳥居です。


鳥居を抜けると左手に有名な五重塔が聳えています。
石鳥居がグレーの重々しい雰囲気を出しているのと対照的に、
朱色の鮮やかさが目に焼きつきます。
逆光のため、ぼんやりとした画像になってしまったのが残念。

羽黒山の古色蒼然とした五重塔の対極を成していますね。

高さ３５ｍ、文化14年(1817)に再建されたものです。

じっくり眺めたいのは山々だが、何分時間が限られている。
落ち着く暇もなく先へ進みました。

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