01月30日

またまた面白いニュースが飛び込んで来ましたね。
前CIA調査団長のデービット・ケイ氏の証言。
先週辞任されたようで。
で、彼曰く、
「イラクに大量破壊兵器はない。
90年代半ばにフセインが廃棄したとの書類を見た」
等々。
苦し紛れのブッシュの発言、
「フセインが脅威だったことに変わりはない」
日本では、
「今責任者じゃない人の言ってることだし、
大量破壊兵器がなかったことの保証にはならない。
ある可能性が高い。」
皆さん、苦し紛れの発言のオンパレード。
9.11の客室乗務員との会話を公表したり、
いろいろと作戦を練っているようですが、
こうボロが出始めると、面白くて面白くて。
BBCも会長・社長と辞任しているし、どうなるのでしょうか?

ところでまたまた『imago』、1995年「夢の技法」という特集。
この中で、中沢新一氏と水木しげる氏が対談しています。
すごい大胆な取り合わせですね。
内容もかなり大胆ですけど・・・。
その中で面白いことを言っていたのでちょっと抜粋。
「見える世界(現実)」「見えない世界(霊、聖霊)」ということで話されてますが、
全く離れた地域で同じような話やエピソードがあるということは、
旧石器時代の文化層で、かなりのスピードで地球上の全人類に行き渡ったと。
そこで「シンデレラ」を持ち出します。
これは今残っている人類の神話の中で一番古いものだと言ってます。
シンデレラは12時の鐘が鳴り階段を下りる時に靴を片方残してきてしまう。
つまり、シンデレラは片足が不自由だった。
また、台所=竃のそば→灰かぶり姫、
片足が不自由で、霊界人間界を結ぶ竃のある場所にいる→シャーマン。
これを全世界で最初に指摘したのは南方熊楠だそうです。
足が不自由というと、私はどうしてもエビスを思い出す。
エビスは片目片足だったという話もあり、蛇を原型とする説もある。
『歴史読本』臨時増刊「鬼・天狗・妖怪の謎」1989年(これまたきったなくなってる〜)より。
また神の犠牲となる人は逃げられないように、片足を折ったとの俗説もある。
ちょっと話が横道にそれてしまいました。


01月29日

はあ、この所、頭が混沌としてます。
シックハウスのせいなのか(最近皮膚はあれるは、目はアレルギー起こすは、髪の毛抜けるし・・・)、
それとも脳ミソの再構築(まさにリストラ〜)のせいなのか、ぼ〜っとしてしまうこと度々。
そういえば、自衛隊の弾薬庫がうちの団地のすぐそばにあるんですが、
最近ヘリが上空を飛ぶことが多く、家が震動してます。
また、ため息が・・・。
話は飛ぶが、福田官房長官の奥さん、怖い方でした(いや〜「福田の妻よ〜」って迫力が)。
そういう所で、人の真価が問われると思うのですが。
類友、または感染拡大とも言う。
そういう人間の面に嫌悪しつつ、
まるきりふにゃらけている自分の欲のなさ(気力のなさ)にも、いい加減嫌気がさすというもの。

最近、特にこの1週間くらい、夢はよく見ている。
大抵は意味をなさないイメージの闇鍋状態だったりするが、カラー。
時々生々しい触感も伴っていたりする。
何日か前のものは、私にとっては大変重要なものだが、それだからこそここには記せない。
その中の1シーンで、狭くて低い納戸の中、
ノートPCが電源は切られているがモニターが開いた状態で置かれ、
そばに3匹の鼠がうろついている。
「殺鼠剤買わなくちゃ」とぼ〜と思う。

これはいつ頃の夢だろう・・・。
もう10年近くたつのか、5年くらい前のものか。

私は西洋風の廃園にいる。
長方形に柵で区切られ、朽ちた石造りのテラスと敷地内を何重かに囲む飛び石状の敷石が敷かれている。
私はある法則に則ってその敷石を移動しなくてはならいらしい。
しかし、その法則を知らない。
そのため、勘のみに頼って移動する。
足を踏み外さないように、順番を間違えないように。
なぜなら、私の背後に「ある存在」がいて(それは声のみの存在)、私が間違うのを待ち構えているからだ。
少しでもミスを犯せば、私は死に等しい状態にされてしまうらしい。
だから、それは悪魔のような存在だったのかもしれない。
私は、恐怖に耐えながら、廃園の中の敷石の上を未知の法則に従って移動し続ける。

この夢の前に長いストーリーがあったはずだが、記憶には残っていない。
そして、この後、私はその試練を乗り越えたのかも記憶に残っていない。
夢の中、私はまだ廃園を彷徨い続けているのだろうか・・・。

01月28日

仕事を辞めて暫くして、そうだ、と思い立ち、三島由紀夫の『豊饒の海』を読み返そうと発掘。
これはもう20年程前に買った本のため、すごい状態になってました。
何がって、タバコのヤニで真っ茶っ茶。
臭いも思わず咽るような・・・。
まあ、20年ほど前の本は大抵ヤニにやられて、古文書状態になっているんですけど、この本は特にひどかった。
それらを我慢しつつまず第1巻の「春の雪」。
ところが、読み始めて30ページ目で挫折。
あの当時引き込まれた世界が、今の私にとっては華美な虚飾に彩られた文章としか思えず、
読むのに苦痛を覚えてしまったのです。
年を取るってこういうことなの?
それともあまりに思考が現実に毒されたってこと?
私としては、ものの見方が健全になったと思いたい・・・。
ということは、当時読んでいたものって、読み返せない本が多くなってしまったということなのか・・・。
奇妙な感覚に首を捻りながら、その本は本棚に戻されたのでした。

上記の本の主人公、松枝清顕にはモデルがいたそうです。
これも随分前に図書館に置かれていた雑誌でちらと見ただけなので記憶が定かではありません。
実際に若くして亡くなった青年貴族であり、「夢日記」をつけていた、と記述されていました。
それに刺激されて当時大学生だった私は「夢日記」をつけ始めました。
不思議なことに「夢日記」をつけ始めるとともに、印象的な夢を見るようになり、
大学ノート2冊分くらいは書いたと思います。
それが、ある時、人に言われて、
素直に、それまで付けていた「日記」から「夢日記」から全て廃棄してしまいました(この当時もいろいろあったんです・・・)。
そして、離婚した時に今までメモのように書き溜めていた着想日記のようなもの、
例えば頭に浮かんだストーリーや詩、拾い出した言葉や文章、思いのままに描いたイラスト、
そういった痕跡も全て焼却してしまったのです。
新たに人生をやり直したかったというよりは、
それまでの自分を消し去りたかった、葬りたかったというのが正直なところです。
それが良かったのか悪かったのか、もちろん結論は出せないが、
今になって、あの当時の感情、思考、夢を取り戻したい衝動に駆られます。

01月27日

一昨日あたりから騒がれている15歳の少年の虐待事件。
見るたびに涙が・・・。
やはりショックだったのは、その年齢ですよね。
幼い子供の虐待死は多く報道されていますが、
もう一人で判断して行動できる歳に成長している子供が、
なぜ無抵抗に虐待を受け続けたか、っていうのが歯痒くて、苦しいし、悲しい。
「生きることを諦めてしまう」程の苦痛というのは、どういうものなんだろうと・・・。
虐待の生ずる環境というのは、やはり特殊な状態が発生して、それがエスカレートし、
する側もされる側も正常な判断が出来なくなってしまうんだと思います。
密室での行為になるし、現在の地域社会は他者が密室に踏み込むことを忌避する傾向があり、
拒絶されると引き下がらざるおえないというのも理解できます。
その辺の見極めは難しいと思います。
だから、一方的に児童相談所の対応が悪かったと責めることも出来ない。
でも、どこかで誰かが・・・と。
それにしても、学校側も、心配して口を出せば拒絶され、一方で何かあれば責任を問われ、
まさに板ばさみ。
子供の教育って、基本的に家庭の責任だと思ってます。
だが、ちゃんと第3者的な目線をどこかで取り入れる余地のある環境を作らないと
、まだまだ不幸は事件は増え続けるのでしょうね。

本当は昨日取り上げた『imago』増刊号の河合隼雄氏と中沢新一氏の対談について書こうと思ってましたが、
またいずれ。
この中で、「ファンダメンタリスト」に対して「ミチクサ(道草)イスト」って勝手に自分達を称しているんですが、
それがいいですね。
というか、そういう部分が必要だと思わされます。
ちょっとバカ生真面目入ってる私には、どこまで「ミチクサイスト」出来るか・・・。課題だな〜

01月26日

本当は昨日書こうと思ったサンプロレポ。
かいつまんで。
例のイラク自衛隊派遣について特集してました。
自衛隊に関しては報道が厳しく規制されているため、他国の軍隊を取材していました。
まずナシリア駐留の韓国軍。
もちろん復興支援・医療が目的です。
だが、ナシリアで自爆テロがあり、韓国の民間人が襲撃されてからは、活動を基地の内部に限定。
内部の診療所にイラク人が訪れる場合は、アメリカ軍の支援で身元確認を行うなど厳戒体制を敷いているとのこと。
また、基地の外で活動する時は、装甲車に完全武装。
インタビューに応じていた女性兵士は「武装は当然。ここは戦場だから」と答えていました。
そしてカルバラのタイ軍。
ここはシーア派の聖地として最も安全と言われていたところだそうです。
もちろん医療中心の人道支援を行っている。
だが、やはりテロの標的にされ、多くのイラク人と共に2人のタイ軍人も巻き込まれました。
軍として活動している限り、どういう活動をしていようとテロ勢力には関係ないことは明らか。
次にナシリアのイタリア軍。
市内のパトロールでは、車1台1台をしらみつぶしに調べるそうです。
住民は、家での武器の所持は認められているが、携行は禁止されているため、
イタリア軍により押収されたりしてました。
去年11月の16人の兵士を巻き込んだ自爆テロまでは、安全な町とされ、
ヘルメットもかぶらず出歩いていたそうです。
「イラクに安全な場所などありえない」とある軍人は答えていました。
また、サマワ郊外では、トラックのタイヤをパンクさせ、それを大勢で略奪するという行為が行われているそうです。
オランダ軍がそれを止めようとして誤って一般人を射殺。
その軍人は帰国させられ法廷にかけられているとのこと。
他にも、自衛隊は、フランスのNGOと同じ水の浄化作業を、
効率も悪く資金も膨大にかかる方法で行う予定であるとか、
一昨日でしたっけ、サマワのCDショップの爆弾テロ、これは厳格なシーア派の仕業だったようですが、
店長に日本のマスコミの報道には応じるなと言ったなど、ボロがボロボロ。
私としてはあくまでも派遣反対ですが、
せめて、規制された奇麗事の報道ではなく、
実際に何が行われどうなっているのかを伝え続けていって欲しいと思います。

今は以前にも取り上げた雑誌『imago』特別増刊「夢」をパラパラ読んでます。
1991年だって(古い!)。
この時既に河合隼雄氏と中沢新一氏が対談していたんですね。
すっかり忘れていました。

01月24日

昨夜の『永遠の恋物語』、フリーダ・カーロとディエゴ・リベラ。
フリーダと言えば私の印象、「眉毛の繋がった激しい自画像を描く人」。
センスのかけらもない・・・。
一方、ディエゴ・リベラ。
こちらは、有名な、シティの国立宮殿に描かれた「メキシコの歴史」という
20m越す大壁画を目の当たりにしているので、その迫力と躍動感には驚愕した覚えがあります。
今回の主人公フリーダ、彼女は18才の時に乗ったいたバスと路面電車が激突し、
鉄パイプが腰から子宮にかけて貫き、重症を負います。
その後30回以上の手術を繰り返す。
「私は鉄パイプに処女を奪われた」
この頃から絵を描くようになります。
21才の時、当時既に有名だったディエゴ・リベラの元に自分の絵を持ち込みます。
そして一年後には結婚。
ディエゴはモデルに手を出すことで有名だったそうです。
彼は、「セックスは放尿と同じ」などと公然と言い、またそれを芸術の源ともしていました。
フリーダ25才の時、妊娠します。
しかし事故の後遺症による骨盤異常から流産。
27才の時には、自分の一つ下の妹クリスティーナとディエゴの不倫を知り、3年の別居後離婚。
その後フリーダの自画像は増え始め、酒にはまり、
新進彫刻家のイサム・ノグチ、亡命中のトロツキーとの不倫、同性愛にも走り、
一方、その絵画は世界の注目をあび、ピカソやミロまでもが絶賛するようになる。
一方ディエゴは、最高の理解者だったフリーダを失い、画家として停滞していた。
ディエゴはフリーダのもとを訪れ、復縁をせまります。
フリーダは、他の女性と寝たことが許せず、性交渉を持たないことを条件として再婚。
だが、段々とフリーダの体は蝕まれ、壊疽により右足膝下を切断、
合併症にも苦しみ、鉄のコルセットで背骨を支えなくてはならない体になってしまう。
フリーダは、47才で激しく短い生涯を閉じます。
ディエゴは、周りに人がいなくなるのを見計らって彼女の遺灰を口に含んだといいます。
そして、その3年後、後を負うようにディエゴも亡くなります。
今思いついて『美の巨人たち』(毎週土曜夜10時、TV東京)のHPへ行ってみました。
ありました。一昨年かな、12月28日放送。1944年、37才の自画像、「折れた背骨」。
二つに引き裂かれた体、大理石のぼろぼろの背骨、金属製のコルセットが巻かれ、体中に56本の釘が刺さっている。
理知的な風貌と強い意志を秘めた瞳、情熱的な生き様と常に苦痛を与える続ける体。
そしてディエゴ・リベラとの生涯をかけた愛。
彼女の激しさは、ただその絵を見ているだけでも私たちを翻弄します。
稀代の天才は、小説以上の物語を自ら演じなければならないのでしょうか?
その情熱の100分の1でも欲しいと、渇望して止みません。
やはり、私ではあっという間にバランスを崩して転落してしまうでしょう。

またまた長文になってます。
それでも上手く文章で表現することは出来ませんでした。
ため息。



01月23日

またまた二日酔いです・・・。
本当に年とともにお酒が弱くなる〜。
昔、ウオッカを生のまま飲んで、3分の2開けちゃって翌日トイレに篭っていた経験も。
これはお酒が強いとは言わないって!
今古賀議員の学歴詐称問題が騒がれているせいか、変な夢を見てしまいました。
なぜか、私がアメリカの大学院を修了していてマスターの称号を持っている設定
(この時は本当に英語がペラペラの気分になっていた)。
そしてまたまた煙草をプカプカ吸って「やっぱり美味い!」と感心している夢。
禁煙中だったと思い出すが、まあいいや、と吸い続ける。
○○才の初夢がこれじゃ、先が思いやられますって。

ところでまた河合隼雄氏について。
『中空構造日本の深層』の中の「昔話の心理学的研究」で、『赤ずきん』について分析してます。
昔話は、時代を超えて語り継がれ、人間の内的な劇的変化を普遍化したものといえます。
ユング派では、それを元型(アーキタイプ、無意識内に存在する典型的なイメージ)の表徴に満ちたものとして
研究されています。
で、『赤ずきん』にもどりますが、フロイト派のベッテルハイムとエーリッヒ・フロムの解釈を紹介した後、
河合氏自ら解釈をしています。
ちょっと興味深かったので、紹介します。
まず、赤ずきんと森の中に住む祖母との関係を、
イメージの表出としての「母なるもの」の肯定的な面を表す「祖母」と「娘」としての赤ずきん、
すなわち甘い「母=娘結合」を表すとしています。
そこに「母なるもの」の否定的側面(子供の自立を妨げ飲み込んでしまう)としての「狼」の登場。
また「狼」には誘惑者としての男性的側面もある。
つまり「狼」は「恐ろしい母性と低い男性性の合成物」と解釈する。
母=娘結合から脱却するために、
母の否定的側面と悪であり魅力的であり転落の危険性を伴う男性性と接触しなくてはならない。
その結果、赤ずきんは狼の腹に飲み込まれ助け出されるという「死と再生」を経て真の発展を得ることになる。
ここで助け出す「猟師」は、元型的飲み込む母に対抗しうる「父性原理」を表している。
そして赤ずきんの再生を促す役割を担うわけです。
昔話は、とても魅力的でありながら闇を感じさせる部分を持つものがほとんどだと思いますが、
それらが、昔話として定着する過程で、無意識との接触による元型的イメージを取り込むことで、
より深く私たちの心を刺激するものとなる。
誘惑と悪という側面を経験することによって主人公達が成長していく様が
新たな死と再生の儀式により次の段階への発展へと繋がることを無意識に感得しているからこそ、
私たちは昔話に魅かれるのでしょう。
日本の昔話は、西洋のようにこのような激しい状況に追い詰められるものは少ないですね。
この辺りも河合氏は他で論じていますが、
日本人は自分を確立した個としてよりもぼんやりもっと大まかな全体として捉えていることから、
違った結末に至る物語となるようです。
もっと受身的な運命的な、状況を打破するより流されるものが多いですね。興味深いです。



01月22日

今日は夜明け前から猛烈な強風が吹き荒れ、家を揺るがす程の勢いで枯れ草を舞い上げています。
私の家は、山を切り開いた住宅街にあり、バブル当時投資目的で土地を購入する人が多かったため、
家の四方は空き地、枯れ草の原となってます。
猫達にとっては、寝床や飛び跳ねるところが沢山あるのでいい環境なんでしょうけど、
もし、放火や煙草のポイ捨てでもされれば、一気に燃え広がり、大変なことになるでしょうね。
そんな環境のため、強風が吹くと家の中は砂だらけ、枯れ草のかすは飛び交う、
そのため洗濯物など悲惨な状態になります。
よく叩かないとカブレと鼻炎のもとに・・・。
もともと冬は強風の吹く地方なので、吹き荒れる風の音を聞くと、心が騒がしくなるというより、
どこか懐かしい幼い頃を思い出すような郷愁を伴っていたりします。

やはり軽い二日酔い。
結局昨日はリープブラウミルヒの「マドンナ」購入。
相変わらず安物買い。
もともと「マドンナ」はよく飲んでいたのですが、サントリーが輸入元になりCMなどやりだしてから、
ひねくれ者なもんであまり飲まなくなってしまいました。
まあまあそれ程酸化していなくて飲みやすかったです(酷い時はこりゃ「酢」かよ、ってのに当たるもんで)。
あと、発泡酒の「楽膳」が新バージョンがでるということで、現品限り350ml缶1箱1980円。
安いので買ってしまいました。
薄味で胃にもたれない分ものたりない味ですけど。
どちらかというと癖のある味の方が好きなので(自分を反映?)、本当は昔のエビスが好きだったりする。

いつもと変わりなく○○才の初日が過ぎていく。
こんなことを思うのって今心に余裕ある証拠ですね。
今までなら、そういや今日誕生日だったっけ・・・で終わってました。
とにかく、自分なりに今年は人生を決める年だと思っているので、
気を抜かず、目標を定めて、しっかり歩んで行こうと決心してます。

関係ないけど、久々『ベルリン天使の詩』を見ようと、録画したビデオを探し出したら見事カビてました・・・。
やっぱり冴えない日々を送ってます。

・・・・・・・・・・・・・

何でアメリカではBSEに関して真剣みが足りないんでしょう。
イギリスなんか、BSEのせいでサッチャー政権が崩壊したんじゃなかったけ?
小泉さんだって、9.11がなければ危なかったってところだし。
それなのに、アメリカ人は騒いでいないのかな?
理解に苦しむ・・・。

01月21日

行ってきました。
職安の失業保険の認定に。
これで少しはお金が・・・。
で、ついでに税務署に寄って、確定申告の用紙と念のため医療費控除用の封筒も。
去年は病院へ行くことが多かったので(家族含めてね)、もしかして引っかかるかもと祈りつつ。
あと、CADの通信教育も、一つ目の講座の終了テストを申し込む。
まだメールされていなかったけど、とっとと先に進まないと、うだうだして時間が過ぎてしまうもんで。

職安の認定がAM9時だったため、久々通勤ラッシュにはまる。
と言っても混むのとは反対方面だったため一部だけの渋滞。
ひきこもり(こう書くと怖いなぁ)やってたので、運転がヘタになっていた。
私の運転って、人を乗せると怖がられることが多いんですけど、
それって、カーブの時にアクセルを踏むかららしいです。
でもそうすると安定した状態でハンドルをさばけるので私的には大変気持ちがよろしい。
前の会社でも、よくすっとばし屋だと言われてましたが、全然、安全運転を心がけてます。
まあ、3,4回自爆してますが・・・あれ?

今日は午後買い物に行き、誕生日の前夜祭(要するに口実)ってことで、
酒屋で安物ワインでも物色しようかと思ってます。
大抵あたりはずれのない「シュヴァルツェカッツ」か「ピースポーター」あたりかな。
甘いものが猛烈に苦手な私でも、ドイツワインの甘さはOK。
甘いものがどの程度苦手かというと、例えばお菓子屋さんの中の甘い匂いで吐き気を催すくらい。
低脂肪乳も受け付けません。
本当はもっと甘いもの食べるくらいの方が女性らしくなるんだろうけど(と親に耳タコな程言われてる)、
嗜好と思考はおやじしてます。

毎年誕生日が来るたびに思い出すのが、やはり同じ誕生日だった友人。
ペンフレンド(死後だ〜)だったが、東京に出てからは会うようになり、
タルコフスキーやダニエル・シュミット、あがた森魚など、彼女を通して知りました。
またタンゴが好きで、神保町のタンゴ喫茶にも連れて行ってもらいました。
彼女はその後、ドイツに語学留学して、ベルリン大学に入学。
そんな稀有な友人だったのに、筆不精が災いして、とうとう音信普通に。
こういう所、猛烈に反省。
今でも繋がっていたら、いろいろ学ぶところが多かったと思うのに。
彼女は今どうしているんでしょう・・・。

01月20日

幼い頃の私は、もう真っ黒になって外で男の子に混ざって駆けずり回っているような、一見元気な子供でした。
家ではあまり相手にされていなかったので、外で発散していたようです。
2番目ってどうしても割りをくってしまうので、親に可愛がられないじゃないですか。
だから、家では癇癪を良く起こし、それが原因で両親がケンカしちゃったりっていう最悪のパターン。
で、やはり精神的バランスは良くなかったのか、拒食症のような状態で、
集合写真でも一番小さくて細っこいのが私でした。
小学校に入ってからは、自家中毒でよく1ヶ月位学校を休み、保健室に入り浸りで、
栄養不足からか転んでけがばかりしてましたね。
実際にこの頃って記憶がかなり断片的で、自分では勝手に「物心つく前」って表現しています。
遅すぎ。
逆に印象的ないつくかの夢の方が生生しく覚えていますね。

幼稚園の時に家を新築して引越したんですが、その頃の夢。

新しい家の応接間には作りつけの戸棚がある。
夢では、その戸棚の下のほうに実際にはない平たい引き出しが3段ついている。
夜なので電気を煌々と点けた応接間。
私はその引き出しの2段目を開ける。
中にはガラクタがいろいろ入っている。
次に3段目を開けようとする。
その前に恐怖を覚える。
だが、引き込まれるように慎重に開ける。
その中には、同じ年頃の美しい少女が横たわっている。
死んでいるのか生きているのかは不明。
足首をケガをしたのか、木の葉で包まれいる。

同じように、引き出しに横たわる少女を3回ほど続けて見ました。
場所はその時によって違ってます。

私が獲得しなくてはならない少女(女性)性。
学生の時にはその発展形として、湿原の中ガラスの棺に横たわる同じ年頃の女性が出てきました。
まるで、ラファエル前派のミレーの『オフェリア』
(「ハムレット」のヒロイン、気が狂い小川で水死したオフェリアを描く有名な作品)
のようだったのを覚えています。
繰り返し現れる女性像。

何年か前、女性性の貧者さからか、対極にある男性像を自殺に追い込む夢もみました。

私と共に年を重ね眠り続ける女性性を目覚めさせることが出来るのかどうかが、
私の将来を決めてしまう気がします。
それを経なければ、先へは進めないのでしょう。

01月19日

ちょっと最近反省。
こういう場ってどうしてものめり込む要素があって、
ちょっとネットに偏りすぎる毎日になってしまっているようで、
バランスが悪くなっている気が・・・。
ちゅうか、運動不足と同じ姿勢をとり続けている影響で、体がガタガタになりつつある・・・涙。
少し控える方向へ行こうかと。

話は全く変わって・・・。
そういえば、兄の義理の娘(子持ちの方と結婚しているので)の恋人(また長い説明に・・・)が、
ネット上で電子書籍を販売する仕事をやっていて、日本支部の長をやれば、みたいなことを、
2〜3年前に言われました(すぐに家が2件建つなんて言って、絶対信用できん!)。
その話、どうなっているんでしょ。
まあ、まだまだネット後進国の日本では絶対成功するはずもなく、断っていたと思うけど(今だって断るって!)。
義理の娘はメキシコ人、その恋人はアメリカ人、つまりやり取りは英語かスペイン語。
許容範囲超えてます。
そして、販売する電子書籍は英語。
いくらなんでも需要がねぇ。
そのアメリカ人って、いろんな商売を考えては成功している?人らしくて、
カリブ海の島に豪邸を借りているそうです。
はっきり言って遠い世界のお話になってます。

兄つながりでもう一つ。
昨夜、『EZ!TV』で、今40才代50才代の方達が昔を思い出してバンドを組むようになってきた、
というのをやってましたね。
その方達より私はちょっと年代が下がると思うけど、やはり若い頃バンドブームで、
田舎では初?の女の子だけのバンドを組んでました。
才能ないので、コピーバンド。
本当はベースをやりたかったけど、我侭兄貴が、やはり友人とバンドを組むというのでギターなんぞ購入してしまい、
結局使わずに私のところへ回ってきたため、ギターをやるはめに。
購入資金だって殆ど私のバイト代から出てた気が・・・。
ある全国大会にも出て(だから女の子だけってのが珍しかったのよ)、
そしたらレコード会社からお声がかかりデモテープを送ったりなんぞしました。
もちろんその後返事がなかったのであえなく落選?
その後受験勉強のため解散となりました。
兄貴の好き勝手から楽しい時間を過ごすことが出来たんだけど、できるならベースがやりたかったっす・・・涙。

音楽繋がりでいけば、学生時代、友人の彼がバンドを組んでいて、
ボーカルをやって欲しいと熱心に口説かれたことがありました。
もちろん断りました。
本当はとってもとってもやりたかったんです。
だが、致命的な問題が・・・。
音痴なんです。
しかも家族全員!!
絶対遺伝だ〜!!!
そのわりに、カラオケ嫌いじゃないところがお恥ずかしい。

01月18日

今日は例により『サンデープロジェクト』を見ていたので、書き込みが遅くなってます。
&まだお昼を食べていないので、かな〜りの空腹でちょっとふらふら。
サンプロでちょっと驚いたのが、イラク自衛隊派遣に関する世論調査で、
以前は圧倒的に反対が多かったのが、12月の調査では、YESもNOも40%台で、
新聞によっては逆転しているものもあるらしいということ。
イラク戦争の時、イギリスも反戦が多かったのが開戦後は賛成が多くなったってのと同じ現象とは思いますが。
それでもやはり私は反対だと言い続けたい・・・。
そして久々、退院後でかなりスリムになられた田中知事。
イラクに関して、「財布国」日本として「武器を持たない義勇軍」のような、
現地で現地に見合った活動をする団体を国として作ればいいのでは、とおっしゃってました。
イラクの治安を武器を持った軍隊が維持しているので、反米感情が起こるんだと。
また、日本はアメリカ頼みonlyになっているけど、
アジアやヨーロッパなどに目を向けてリスクヘッジをすべきだ、とも。
この方、本当に話したいことがありすぎて、どんどん会話が横滑りしてしまい、
挙句田原さんに時間切れだとさえぎられてしまいましたが、その意気込みには心を動かされます。
やっぱり特番でも組んで話してもらわいないと、時間が少なすぎです。
あと健康状態が大変心配です。
まだまだ国を地方を私たちを刺激し続けていってもらいたいです。

そして1/15に中途半端になってしまった「多重人格」についての補足。
DSM−V−R(米国精神医学界の公式診断分類、もうWが出てるかな)では、
「解離性障害(またはヒステリー神経症、解離型)」の「多重人格性障害 Multiple Personality Disorder」として
二つの基準を満たすことが条件とされています。
A 患者の内部に二つ以上の異なる人格または人格状態が存在すること
 (その各々はそれぞれ固有の比較的持続する様式を持ち、環境及び自我を知覚し、関わり、思考する)。
B これらの人格または人格状態の少なくとも二つが反復的に、その人の行動を完全に制御している。

また、この号で一丸藤太郎氏は、日本での症例を紹介し、
多重人格を「古典的多重人格」と「現代的多重人格」とに分類しています。
前者は交代人格も少なく、生育環境もそれ程破壊的ではなく、「ヒステリー性の解離性障害」と見做されるもの。
もともと日本ではこちらの症例しかなかったようです。
後者は、交代人格の数が多く、反復的に虐待を受けるなど、
乳幼児期に破壊的環境に育った人に見られるとしています。
そう述べた上で、二十年後には「現代的多重人格」の報告が多くなるのでは、と書いていましたが、
十年とたたないうちに後者の人格障害が多く見られるようになっていますね。
もともと日本人は、河合隼雄氏が書いているように、母性的な「個」ではなく「場」を重視する民族だったのに対し、
欧米の思想が取り入れられ「個」重視へと移行するなか、
アイデンティティーとしての人格の分裂を招きやすい心理状態が作られやすくなったのではと思っています。

相変わらず何を訴えたいのかわからない文章になってます(汗)。
そういえば昨夜KABAちゃんゲストの『探検!ホムンクルス』の男脳・女脳の簡易診断テストで、
見事「ど真ん中」(男女?)になってました。
喜んでいいのか、悲しむべきなのか・・・。


01月17日

昨日は、変な夢を思い出し、『ひとりごと』に書いて、
それに引き込まれたために、大変な目にあってしまいました。
どんどん内向していく状態。
そしてまた胸が苦しくなって、猛烈な鬱に陥る。
体の感覚がおかしくなり、自分自身が自分を包む皮(皮膚)からはみ出して、薄くどこまでも広がってしまう感覚。
とにかく、「これは危ない」と思い、PCを消す。
お昼を食べたら、どうにも耐えられない睡魔に襲われ、5時過ぎまで寝てしまいました。
いろんな夢を見ていたようだけど、記憶の網には引っかからず。
その後、徐々にもとにもどって、今は全くいつもの状態にもどってます。
あの感覚って、気持ちいいけど怖いんですよね(昨日書いた夢に近い?)。
最近、めんどくさい本なんか読んでるからこうなっちゃったのかな・・・。

昨夜はMステーション見て、そのまま『永遠の恋物語』を見ました。
TV欄で太宰?何?解説ないし・・・と、別に見る気はなかったんだけど。
オープニングはいきなりモーツァルトの40番だし、何でしょ、と思って見てましまいた。
太宰治は角川文庫の『人間失格・桜桃』を持ってます(例によって殆ど記憶に残っていない)。
玉川上水で入水自殺していたことは知ってましたが(友人と訪れました)、細かいいきさつまでは知りませんでした。
どこまでがフィクションなのか解りませんが、腰を硬くひもで結び付けて共に死を選択する程の恋、苦しいです。
私にはそれほどの恋、したこともないし、出来ないとも思ってます。
そんな激しい情熱も信念も執着もない。
羨ましいと思う反面たぶん私には苦しすぎて耐え切れない、と思いました。
太宰の作品で一番印象に残っているのは、『トカトントン』。
何かに夢中になると「トカトントン」と金槌の音が聞こえ、何もかもがどうでもよくなってしまう、という主人公。
仕事も恋も何もかもが、この音(幻聴)によって壊されてしまう。
ふと我に返り空しくどうでもよくなるという感覚、
まるで自分のある部分を指摘されているようで、愕然となったのを覚えています。

今日、やけに地震の特番が多いと思ったら、
阪神大震災から9年目。
思えば、あの時私の人生も変わり始めた気が・・・。

そして若さ故の過ち「その1」のセンター試験。
いえ、当時は「共通一次」と言ってました。
見事玉砕。
それも今となっては懐かしい・・・。

01月16日

今日は今のところ、アレルギー性鼻炎、ちょっと落ち着いてます。
でもびみょ〜なところ。
首は、寝違えたのではなく、体のゆがみが首の痛みに出ている模様。
最近ひきこもりが続いているので、そのせいでしょう。
寒いとどうしても動けない〜!!!

あと、そろそろ確定申告の季節。
今回は自力で申告ですね。
今年から申告の用紙を取りにいかなくても、ネット上で計算してアウトプットして郵送できる仕組みが出来たとか?
そうだと楽でいいんですけど。
後で確認しておこう。
まあ、源泉税の還付なので、フライングで提出もOKだろうし、それ程苦にしてはいません。
でも、めんどくさい・・・。

何だかまた精神状態が下降線を描きはじめているようで、ちょっと困ってます。
体調のせいなのか、シックハウスのせいなのか・・・。

ちょっと昔に見た夢。
ある荒涼とした岩場の、足を踏み外せばすぐ崖の下というような細い道を歩いている。
途中、突き出た岩があり、その先はカーブしていて見えない。
その岩の上に、一羽の美しい鳥がいる。
極彩色で人の背丈の半分くらいはある。
この世のものではないほど美しい。
が、同時に恐怖も覚える。
この鳥は、今まで歩いてきた道とこの先に続いている世界の境で、スフィンクスのように罠を張り、見張っている。
私は、その鳥の隙を突いて走り抜けようとするが、なかなか決心できずにいる。

その鳥は、旅人に謎をかけるスフィンクスのような存在でもあり、死の国の番人のケルベロスでもあり、
まるで『デミアン』の宇宙卵を突き破り飛び出そうとする「神又は対立概念全てを含むもの」に向かう鳥のようでもある。
もし、彼(鳥)の目を盗み、向こうの世界へ行ってしまったら、
その後に待受けている、無意識の嵐に翻弄され、現実との乖離が著しい状態になっていたと思う。
背筋が震えるほど恐ろしいのに、やはり背筋が震えるほど美しい。
それはこの世に属さないものだからなのでしょう。

バランス保つため、現実に目を戻す。
昨日のニュースで、米兵のイラク関連の去年の死者のうち、21名が自殺だという。
痛すぎるほどの現実。

01月15日

またまた鼻炎の一日・・・。
今日も朝から最悪です。
くしゃみと鼻水と涙の嵐・・・。
&首が寝違えて回らない。
まるで私の現状です。
赤ちゃんの時から青っぱな(汚いなぁ)たらして、小学校高学年の時にはくしゃみの連発が始まり、
その後悲惨な日々が・・・。
何度も耳鼻科に通いました。
針をやったり、漢方薬飲んだり、体質改善の治療を受けたり・・・
どれも功を奏せず、どうにか最近はマシになっていたのが、
仕事を辞めてからの運動不足のせいでしょうか・・・もう最悪・・・。
という状態なので書くことが全く頭に浮かばない。
考えもまとまらない。
ひたすら、ぼ〜っとしてます。

一昨日の朝のワイドショー番組(だったかな)で、多重人格の少女を取り上げていました。
多重人格が一般的に注目されるようになったのって、
ダニエル・キースの『24人のビリー・ミリガン』が発端だったと思います。
私も読みました。
現在その本は別れた彼の手元にあるはず(この人にはいろんなものを持っていかれた・・・)。
日常的に行われる虐待がもとで、その苦しい記憶を背負うために次々生み出される人格。
その少女も幼い時に実父による虐待を受け、離婚後母に引き取られるが母からも暴力を受け、
家の中で暴れるようになった彼女は施設に入れられる。
今はもとの父と兄と暮らしているという。
彼女は、心の中を2階建ての家で表現していました。
友好的な人格とはかなり連絡が取れるようになっているようで、
それらとは別に「赤のグループ」という全く意思疎通の不可能な、
彼女を自傷する人格達のグループが何十人もいると言っていました。
人格が入れ替わるのを、その人格が2階立ての家の玄関から出て行くイメージだという。
こういう人達が、人格を統合するのは、各々の人格が体験した苦しさを追体験しなくてはならいといいます。
記憶を操作しなくては自分自身を支えられないという、そこまで追い詰められる恐怖。
いろいろな人格を作り出しては、主人格を守ろうと必死になっている。
まだまだ、解明されないそれらの現象、体質や筋力や思考方法、
時には言語まで変わってしまうというその人格達、
ただ分裂しただけ、という言葉ではいい尽くせないと思います。

どうしても集合無意識と結びつけたくなっちゃうなぁ。

ああ、やっぱり頭が働かない!!!
文章がまとまらない!!!

ということで中途半端ですが、この辺で止めときます。

ちょっと昔買っていた雑誌、『imago』(青土社より刊行されていた心理学雑誌)の「多重人格」特集を発掘。
なのでちょっと読み返してみます。
この雑誌、大好きで、興味のある特集の時は必ず買っていたんですが、知らぬ間に廃刊になっていた模様。
残念でなりません。

01月14日

今日は最悪。
とうとうアレルギー性鼻炎の発作に負けてしまい、パブロン鼻炎用カプセルを飲む。
ここ数日発作(勝手にこう言う)をどうにか乗り切っていたが、点鼻薬も尽きた今、薬に頼ってしまった。
ぼ〜っとした頭が益々ぼ〜っとなってしまうので、出来る限りの我慢はしているんだけど、
昨日から吹き荒れるからっ風に完敗・・・。
それにしても『ひとりごと』を見ていると、己の文章力の無さが嘆かわしい・・・。
Windowsの自動更新で再起動している間
、思いついて荒俣宏著『図像観光−近代西洋版画を読む』を引っ張り出す。
美しい版画を眺める。
荒俣宏氏を知ったのは、映画化もされた『帝都物語』。
実はこの本、丸尾末広イラストという所に魅かれて購入し始めたのでした。
こんなにブームになるとはその時は思いもせず。
その後の伝奇小説を一変させてしまいましたね。
図像学には昔から大変興味を抱いてました。
実際のところ抱いていただけで終わってます・・・。
西洋の絵画ってシンボルを多様しているものが多いじゃないですか。
例えば、聖母マリア=青い衣=白ゆり=純潔。
絵画を読み解く時に、画家のメッセージとしてシンボルが理解できないと半分も意味が解らない。
もちろん時代背景とか絵画の背景となる物語も必要だけど。
今1/10でも取り上げた『錬金術とタロット』を本当に遅々として進まないが読んでいます。
これは、ルドルフ・ベルヌーリという美術史家が、C・G・ユング主催の『エラノス会議』で講演したものです。
こういう世界って、シンボリズムと寓意と神秘的な教義に溢れている。
カバラやグノーシス、エジブト神話などが入り込んでくるともうお手上げです・・・涙。
自分の凡人さが嘆かわしいような、この程度が丁度いい、と納得するような。

昨夜のNews23、陸上自衛隊派遣ばかりが注目されているうちに、
海上自衛隊の艦隊ががんがんインド洋に行って、アメリカ他と活動を共にしているという。
そういえば、全く忘れてましたね。
一時期、アメリカに無理やり買わされたイージス艦派遣で大揉めだったのに・・・。
気付かぬうちに、海自は既成事実を積み上げている。
自衛隊って何?憲法第9条って?もう誤魔化しは止めてほしいです。

☆☆☆☆☆☆☆

あっ、いきなり思い出した。
昨日の続きです。
東京で働いていた会社のビル、途中から最上階に映画配給会社の試写室が出来て、
小森のおばちゃまが間違えて私たちの会社の階に降りられたことがありました。
ちょっとお話をさせてもらいました。
そして、慌てて持って行ったメモ用紙にサインをしてもらいました。
ちっちゃくてニコニコしてとても可愛らしい人でした。
残念ながら、そのサイン、引越しに紛れてどこかに紛失してしまい、行方不明。
他の子なんかは、エレベーターでおすぎさんや北野たけしさんとも遭遇したとか。

01月13日

私ってこんな性格(どんな性格だよ)しているので、
全くと言っていい程どこかで知人と出会うってことがありません。
てか、全く周りを見てません。
だから、時たま友人と歩いてて「あれ○○だよね」と言われても、本当に気付いたためしがない。
そんな中こんな私でも見かけましたっていう有名人が何人かいらっしゃいます。
昨日たまたまPM1時過ぎNHKの『新春しゃべらナイト特集』の再放送見てました。
漫画家の梅図かずお氏が出演していて、たぶん見かけたのはこの方だったような。
もしかして違うかもしれないけど、まだ東京にいた時の話。
よく神保町へ行ってました。
お昼を挟む時は、必ずスマトラカレーで有名な「共栄堂」でカレー食べてました。
その時、ちょうど向かいのテーブルで若い女性と食事していたのが、この方だった気が・・・。
定かではありません。
この「共栄堂」は大好きなお店で、一時期神保町でバイトしていた時、
お昼は一人でよく食べに行き、まるでバトラー?ってな雰囲気の方が給仕しているんですけど、
顔を覚えてもらってました。
う〜ん、懐かしい。
あと、五年位前、長野の高遠に桜を見に行きました。
日曜日だったので激しい渋滞の中ようやく辿り着くという、考えるだに恐ろしい状況でした。
高遠城址公園の歴史資料館を訪れていた時、なんとNews23の筑紫哲也さんがいたんです。
すっごい痩せてらして、TVって本当に痩せてないと普通に見えないんだ、と思いましたよ。
「あっ!」と思って、その次の瞬間、目がしっかり合いました。
しっかり合いすぎてその場で硬直してしまい、数秒。
一歩踏み出そうとした所で、そばにいた女性が声をかけ、一緒に写真を撮ったりしていて、
なんとなくその場を離れてしまいました。
もう大後悔。
なんで一言声をかけるとか握手を求めるとか出来なかったんだろうって。
でも、本当にしっかり見詰め合ったんですよ・・・涙。
あとこれはすれ違っただけですが、学生の時、
構内を数名の主に女子生徒を引き連れたサイケなおばさん(てか、おばあさん)が歩いてました。
「何あの派手な人???」と思っていたら、秋山さと子女史。
その頃私の行っていた大学の大学院で客員教授をしていたんです。
今みたいにもっと心に余裕があったら絶対聴講したかった・・・。
それにしても、すっごいファッションでした。目の前チカチカ。
そして最後のエピソード。
これはもう東京で働いていた時、友人がチベット関係の研究機関のバイトをしていて、
そこで中沢新一氏を招いて講演するというので聞きに行きました。
まだ、オウムが大事件を引き起こす前です。
中沢氏はオウム擁護的な発言をしていたのでその後暫く注目を浴びなくなってしまいましたね。
最近河合隼雄氏と『仏教が好き』という本を出版されてます。
で、残念ながらどういう講演だったかは全く覚えていません(涙)。
狭い会議室でした。
その後、その友人の誘いで、中沢氏を招待した研究機関の人達に混ぜてもらい、一緒に食事に行きました。
近くのファミレス。
中沢氏含めて7名だったかな。
チベットでの修行話など面白いお話を沢山されていました。
その上奢ってもらうという幸運。
これは本当に友人のおこぼれに預かっただけなんですけど、自慢の一つです。
あとは、最近辞めた会社では、選挙が近くなると自民党の本人や関係者などが挨拶に来てました。
この辺りの感想は控えておきます。まあ、なんだかなぁ・・・ですよ。
人間って、結構地味に生きていても何かしらのイベントってあるもんですね。

01月12日

成人の日・・・やっぱり15日がしっくりくる。
何故かというと自分の誕生日が1月15日の一週間後だからでした。
自慢なのが中田英寿と同じ誕生日だってこと。
何歳の差かは控えさせてもらいます。
誕生日が同じなのに、中田選手はしっかり計画的に自分の人生を歩んでいる。
なんでこうも違うんでしょ・・・涙。
私は成人式ちゃんと出てません。
実家に帰らず、友人とACTミニシアターで『アラビアのロレンス』見てました。
それで、チョコレート貰って帰った。
これも一興。
この頃はよく名画座っていうんですか、2本立てで古い映画をやっているような所へ行きましたね。
大塚や水道橋なんかは、巣鴨で勝手に乗って帰ってしまった自転車
(綺麗にして使ってましたよ、ってそういう問題じゃないか・・・でも盗難され放置されていた模様、と言い訳)
で頑張って行ってました。
見たいものは三鷹まで足をのばしたりして。
そういう所がどんどん閉鎖される時代でもありましたが。
でもよく見に行ったのは学生の頃ですね。やっぱり学生ってヒマだったなぁ。
働き初めてからは、もっぱらビデオ。
土日のひとごみの中、なんて思うだけで挫けてしまって。
こちらに帰ってきてからは激貧の毎日で、そういう類の娯楽は殆ど縁がなくなってしまいました。
ま〜た、地元の映画館って狙ってるようなのが来なかったりするんですよ!
それに何故か我が家ではレンタル禁止的な雰囲気があるので、もっぱら衛星チェックかな。
たま〜にマニアックなのやってますよね。
でも情報がないので、拾いきれてません。

3日連続で郷愁編を書いてしまいました。

ところで昨夜何気なくTVのチャンネルを変えていたら、
BS1で『CIA 秘められた真実』ってのに行き当たってしまいました。
しかも再放送だったらしく3話連続で1時近くまで。
最近12時前には寝ていたので、こんな位で寝不足になってます・・・。
何故フランスの製作なのか不思議ですが、こんなのを見てしまうとまた鬱になってしまいます。
やっぱり白人って他の人種を相当舐め切ってますね。
日本人が白人だったら原爆だって落とされなかったでしょう。
それでサウジと石油利権で美味しい汁を吸ってるから、イスラム過激派を野放しにしていたという。
育てるのもCIA、ぶっ潰すのもCIA、大変ですねぇ。
で、その波に巻き込まれる日本・・・。
そういえば、CIAって日本軍の真珠湾攻撃を予測出来なかったことから設立されたって言ってましたけど、
真珠湾攻撃って上層部は暗号解読して知っていたって聞いたか読んだかしたけど。
本音と建前、解りやすすぎ。

今日から始まる『乱歩R』、藤井隆くんなんでどうしようって思ったけど、明智の孫の設定だと。
とりあえず見てみよう。
江戸川乱歩といえば、やはり故中井英夫氏が推薦していた『孤島の鬼』が一番好きですね。
半年位前に読み返しました。

01月11日

今日の『サンデープロジェクト』、長野市の「脱談合」宣言した第一測量設計コンサルタントの戦い第2弾。
この頑張り、泣けてきます。
ここの社長、「自分達が作ってしまった悪い構造を、次世代に渡すために正常化したい」と。
本人は大腸がんで余命を宣告されている身。
田中康夫さんが知事になったのを機に談合を内部告発。
その後の第一設計外しには恐ろしいものを感じました。
そして公正取引委員会が一斉立ち入り調査をし、45社が「クロ認定」。
第一設計の近藤社長がここまで頑張り、サンプロが取り上げ、
苦境に立ちながらも頑張りぬいた結果が、だんだんと実りつつある。
こういう人がもっと沢山現れ、改革を推し進めようとする限り、
今までの古いギチギチに固まった制度に穴を開けることが出来るでしょう。
そういや、石原知事も自分は小さい穴を開ける役だと言ってましたね。

昨日は本について書いたので、音楽について・・・ちょっとだけ。

現在は、殆ど音楽を聴かなくなってしまった・・・。(林檎嬢は例外)
やはり学生の頃だね、いろいろ聴いていたのは。
『Fools Mate』という雑誌がまだインディペンデント(あえてこう書く)中心に扱っていた時まで、
洋楽よく聞いてました(古いなあ)。
その雑誌が邦楽専門になり情報源が絶たれてしまった。
とりあえず懐かしい所から挙げていくと、
Echo & the Bunnymen(ライブ行きましたね)、Bauhaus、Joy Division、Kate Bush(『The Dreaming』まで)、
The Cure、The Smiths、The The、R.E.M.。
マイナーな所では、C Cat Trance(英のバンドだけどアラビック、大好きだった)、
Christian Hound(独、英語で歌ってました)。
この人達はどうしているんでしょ?
日本ではブルーハーツと、たま、ファンクラブに入ってました。
ベタだなぁ。
あとクラシックも大好きで、モーツァルトが一番好きかな。
クラシックでもノレるというのを初めて知った作曲家
(ちなみに彼の独特な音の感じを「モーツァルト節」と勝手に命名)。
あとシュトラウス(ヨハンもリヒャルトも)、
ドビュッシーやフォーレ(『夢のあとに』はコントラバス・チェロ・ヴァイオリンの3種類あり)、
サラサーテ、パガニーニ、ワーグナーは序曲・・・あと忘れた。
今はめったに聞き返すこともなく、寂しいですね。
はっきり言って今のムーブメントにはついていけていません。年代がバレバレです。
まあ、私の郷愁ということで。

01月10日

昨日ニュースステーションを見ていたら、
世紀の大発明になるかもしれないという「フォトニック・フラクタル」なるものを紹介していました。
何でも電磁波を閉じ込めることができる物体だそうで、原理はまだ不明とか。
電磁波を貯めて放出することも可能で、
これからクリーンエネルギーとして活用される可能性が大変期待されてるそうですね。
フラクタルというと、『ジュラシック・パーク』の原作で取り上げられていたのが印象的でした。
自然ってすっごい偉大!ミクロもマクロも同じ形態をしているなんて。
そしてそれがまた美しい造詣だったりする。
そういうものから、新しいエネルギー活用法が発見されるってのは必然のような気がします。
暗い事件の多い中で、将来に夢を与えるニュースでした。
(追記:軍事利用される可能性があるとある人から指摘され、悲しくなりました。絶対あり得る)

今読んでいるのは最近よく話題にする『逆説の日本史』と河合隼雄氏の『中空構造日本の深層』、
馬場あき子女史の『鬼の研究』(読み直し、スローテンポ)。
昔挫折していずれちゃんと読もうと思ってちゃんとの時期の来ていないのが、
『ファウスト』『魔の山』『ツァラトストラかく語りき』、フレーザー『火の起源の神話』、
ミカ・ワルタリ『エジプト人』他多数。
読みたいと思いつつ読んでないもの、
ゼェデルブローム『神信仰の生成』、オットー『聖なるもの』、『ノディエ幻想短編集』、
『遊仙窟』他多数(皆文庫なのが笑える)。
買いっぱなしもいい所。
でもネットしてネットしてネットして、CADの勉強して、TV見てるうちに一日が終わってます。
1日8時間以上寝てるし。
もう少し上手に時間を使うよう工夫しないと、皆"いつか"で終わってしまいそう・・・汗。
がんばろ。

追加です。
R・ベルヌーリ/種村季弘訳『錬金術とタロット』も発見。
これも読まなくちゃ。


01月09日

どうも、最近頭の中が真っ白になっていてここで何を吐き出したいのか解らなくなってます。
2004年になって正月が過ぎて腑抜けてしまったのでしょうか・・・。
そういえば、今朝、十二星座をあしらった二重丸が夢に出てきました。
またマンダラの出現。
今日いつもよりカキコミが遅くなったのは、今までの自分の『ひとりごと』を読み返していたからです。
思ったより昔(っても数年前)の自分って激しくなかったみたいでホッとしたりして。
そう、一時期「夢日記」化計画を立てたけど、面白い夢を見なくなったので辞めました。
河合隼雄氏も述べてますが、重要な転換期になるとマンダラと思えるものが夢に出現するとか。
何か内部で激しい動きがあるため、表面的には頭真っ白になっているのか、う〜ん、解りません。
もともと波のある性格なので(強気になったり弱気になったり)内向きになり始めているって事か・・・。
それにしても『逆説の日本史』(まだ1巻読み終わってません、のろすぎ!)、
距離を置いて読まないとある意味「とんでも本」に近いものを感じてしまう。
確かに資料収集も説得力もあるけど、これをもしこのまま信じ込んでしまったら、ヤバイって感じですね。
出雲大社の大国主命が横を向いて祀られているってのは面白かったけど。
そういえば回り込んで参拝したような、意味が違うかな?
(当時昔の柱跡が見つかったという大発見後だったので、その柱跡じっくり眺めてきました)
でも卑弥呼=天照大神とか、宮内官僚の悪口はいいとして、韓国人のことをあれこれ言うのは(納得する面もあるが)、
ちょっと心苦しいですね。
今のところの感想、「面白いけど疲れる」。

新聞の一面にデカデカと『退職金上乗せ40億』なんて目に入ると、益々どーっと疲れが。
怒る気力もありません。
そういえば、先の本で、明治政府が適当に決めた天皇陵をきちんと調査もさせず(明らかに捏造ありらしい)、
「陵墓参考地」(天皇陵かもしれない所)まで勝手に線引きして、
そんな不確定な遺跡をムダに税金で維持しているとか述べてました。
学術的調査しようとしていも宮内庁が頑なにそれを拒むらしい。
今のようなご時世でもこういう訳わからんことがまかり通っているとは、びっくりです。
その宮内庁まで上乗せリストに出てきたりするとぐったりです。
昨日どっかの番組で塩爺が、収入が減るなら節約すればいい、とか言ってましたが、
節約するのは税金を使う側で、一般人は経済活性化のためにも使うべきでしょう?
さっぱり訳わからん。

01月08日

やっと出掛けている間に録画した『ブラックジャックによろしく』見ました。
このドラマ、毎回考えさせられるので大変好きなドラマです(原作も見たいが金が・・・)。
癌の告知、これは難しい問題ですよね。
今は本人に直接告知するケースが多くなっていると思いますが、
前の会社の同じ部署で働いていた方、去年の5月に亡くなったんだけど、
その人の性格を考えて家族は告知をしなかったと言っていました。
阿部寛演ずる告知せずに抗がん剤を投与して効かなかったため見放した先生、
石橋演ずる(最後までミスキャストな気がして笑ってしまった)抗がん剤で苦しんだ末に転院して来た女性に
亡くなるまで精一杯の努力を惜しまなかった先生。
まあ、途中からはツメが甘い!
大学病院では有り得ない!!
と突っ込んでましたが、やっぱり考えさせられました。
去年のドラマ『僕の生きる道』も予想通りの展開だけど感動したように。
小学生の時、マンガでタイトルも作者も忘れたけど、
癌に犯され余命を知ってしまった女の子が、初めは自暴自棄になり自殺しようとしたけど、
その後残された人生を前向きに生きようと決心する、っていうのがありました。
その時、自分だったらどうするだろう、ってよく考えました。
最後まで治療方法を求めて探し続けるか、死を受け入れる準備を始めるか。
今ならはっきり言えます。その両方を同時にやり続けるって。
(ちょっと前ならそんなパワー無かったよ)
親にも何かあったら絶対告知して欲しいって言ってあります。
たぶん苦しんで苦しんで自分を悲劇の主人公にしてぐちゃぐちゃになるだろうけど、
絶対残された人生をしっかり生きてやる!!!
だって普通に知らずに過ごしていたら、だらだらとムダに時間を費やしてしまう。
期限が決められちゃったら、それまでに出来ることをちゃんとやっておかないと後悔してしまうから。
本当はいつ死んでも悔いのないようしっかり生きてりゃいいんだけど、どうも・・・ねぇ。
前の旦那と結婚する前、「何かあったら告知してね」と言ったらすっごい怒られた。
結婚前にする話じゃないって。
それが理解出来ない私でした。
結局これがオチかい!

01月06日

それにしても田中康夫知事の「信州」発言にはびっくりしました。
この人、本当に何を言い出すがわからないところがスゴイです。
いきなり県名変更なんて切り口で来るとは思わなかった。
確かに「長野」より「信州」と言った方がとっても情緒豊かな感じがしますね。
そういう視点・発想って作家だからこそのものである気がします(固定概念に縛られてない)。
実際変えるには法改正や住民投票など面倒な手続きがあるが、
それを「自治体名称変更特区」申請という手を使うとか。
どこまでいっても裏の手の尽きない人です。
面白すぎ。
石原さんとは違う意味で目が離せませんね。
ところで、小泉さんの年末に収録した「アルジャジーラ」のインタビュー、
今年に入ってから3回も放送されているとか。
どういう扱いになるか、とっても興味を持っていましたが、
どうも政府が意図したものとはならなかったようで不安です。
確かに日本人以外に自衛隊と言っても、そういう言葉自体が存在しないんですものね。
思いっきり「日本軍」ですよ。
この言葉ってやはり日本人のコンプレックスを刺激するのか、激しいものを感じてしまいます。
いくら人道支援と言っても武器を携えて「日本軍」が乗り込むんですから、言い訳のしようがないような気が。
また小泉さんがしきりに「テロリスト」と言っていることに対して、
インタヴュアーに「本当にみなテロリストと思うか?」と聞かれたり、
アメリカに反発しているが日本に対しては親しみ持っている人々に説明を、
などとつっこまれてタジタジ。
15分のインタヴューだったそうですが、
その後、2人の日本人(でいいのかな)をゲストに40分討論したとか。
それも鋭いつっこみにキチンと言い返すことが出来ない。
TVなどで自衛隊派遣についてアラビア語の放送で説明すべき、と言われていて実現したんでしょうけど、
効果があったのか逆効果だったのか・・・。
結局アメリカの忠犬にしか見えなかった気が。
辛いですねぇ。
先行きがよくなる予想から、東証大発会も値を上げて無事終了。
その一方で、広東省の男性と香港帰りのフィリピン女性(こちらはまだ結果出てないですね)のSARS感染。
タイでもテロがあり、いろんな悪いものがサル年になって欲しいけど、どうなんでしょう???

01月05日

皆さん仕事初め?
私も去年までは、「いやだな〜」とぐちりながら、
仕事初日で処理が溜まりに溜まって死ぬ思いをしていたかと思うと、
今ってなんて平和なの〜と感慨にふけってしまいます。
と、ちょっと出掛けてたので、ひさびさの『ひとりごと』です。
2日に友人と会うため池袋で待ち合わせしたのですが、人人人で、
福袋狙いのおばちゃん連中のパワーに圧倒されてました。
高速バスが見事大渋滞にはまり40分の遅れ、
待ち合わせ場所まで邪魔にのろのろ歩いている老若男女をどつきつつ
&人波に酔って胸焼けしながら突き進みました。
すいてるのは元旦だけだったのね〜、と既に息切れ起こしてましたよ。
まあこれでも若かりし頃、東京で10年以上暮らしたんですけど、
人ごみにはどうしても慣れることできませんでしたね。
くらくらしてきてエネルギーを吸い取られてしまうんです。
軟弱ですね。

そうそう今年の抱負でも。
今年はとりあえず今勉強中のCADで仕事を始める事。
そして、自分自身についていろいろ考える事。
今の生活があまりにも快適なので、踏ん切りがつくかどうかが問題。
内面外面共にまだまだ悩みがつきなさそうです。

ところで、話は変わって、小泉さん、また靖国参拝しちゃいましたね。
中国や韓国がこの問題に敏感になったのって、
社会党が中国に行った時に大騒ぎしたのがきっかけだったらしいですね。
中曽根さんの前かな。
それまでは、歴代首相、普通に参拝していたとか。
小泉さんは特攻隊がお好きなようで、
そういう若くしてお国のためという大儀のもと命を落とされたという事に対しての参拝であり、
平和を願う気持ちからだっていうのは解るんですけどね。
もともと戦没者の慰霊のための神社であり、A級B級戦犯ってのは戦没者には当てはまらないじゃないですか。
それが裏でいろいろな動きがあったらしく、どさくさに紛れて戦犯を合祀してしまったらしい。
もともと天皇の許可が必要なのにそれも事後承諾だったとか。
分祀すればいいと思っても、靖国神社側が頑なに受け入れないようですね。
こういう所で、やはり政治的なからくりの一部が伺われるってもの。
あと初詣って本来は神様に一年の平安を祈願する行事ですよね。
だから、お寺に詣でるってのもどうかと思ってます。
仏教は所謂舶来の神様(って言葉当てはまらないけど)ですもの。
それにお正月は神聖な期間なので仏壇の扉を閉じて仏様を拝んではいけないのに、
お寺さんはいいの?というのが単純な疑問です。
あまりそういう所に拘らないのが日本人的といえば日本人的なんですが(河合隼雄氏曰く「中空構造」)。
ここで誤解を招きそうなのでちょっと補足。
「舶来の神様」ってな表現してしまいましたけど、
もともと原始仏教は宗教ではなく倫理哲学だと思ってます
(生き方を説いた。インド的なので宗教っぽく感じるけど)。
だから仏陀だって人として教えを説いたし、人として亡くなっている。
仏像だって偶像崇拝になるというので作られませんでした。
それがガンダーラ美術というギリシャの影響を取り入れた仏教文化が花開き、仏像が作られるようになる。
そして、広まっていく過程でいろいろな土地土地の神を降伏して眷属に加えるという手法をとりつつ、
形を変えて広まっていく。
まさにその飲み込む力って強烈なものがあったんでしょうね。
インドでは逆にヒンドゥー教に取り込まれ、
仏陀はビシュヌのアバターラ(権化)の一人にされているのも興味深いです。
菩薩思想だってもともとの意味と何々菩薩となって仏像になり礼拝の対象になるのとは全く違うし。
でも細かい事に拘ってたら何にも出来ないですよね。
要は、その人本人の気持ちの問題だから、
どこへ行って何を祈ろうと、その人がそれで満足して一歩を踏み出せるなら、
石だろうと子供だろうと猫だろうと、対象なんて何でもいいんだと思いますけど。
初めと言ってることが違うって?
まあ、気分がよくなれば良いってことですよね。
本当はいろいろ理解した上での方がベストですけど。
そうすれば、変な宗教がはびこる事もないって。
また取りとめなく長文になってしまった・・・。

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