N i x e に つ い て
Nixeとは「ニクセ」と読みます。
これは女性形。
男性形はNix(ニクス)となります。
ドイツの民間伝承に登場する、水の精の名前です。
誘惑的・挑発的ダンスを好み、池や河のそばで踊るといわれます。
溺死者の出る前夜に、その水の上で踊るとも。
女性は、白い衣装を身に纏い、いつもその裾が濡れている。
晴れた日には、土手で木の上に座り、
長く美しい金髪をくしけずる。
美しい若者を水の底に引き込むともいわれ、
彼女の美しい歌声は気を遠くするそうです。
男性は、魚のとがった骨のような緑色の歯を持ち、緑色の帽子を被っている。
手は水のように冷たい。
舞踏会に紛れ込み、美女をダンスで誘い、水中の国へ連れて行くという。

セイレーンとの混融もみられるが、
水の国の住人であり、男女共に人間を引き入れる。
異界の住人。

私がこの名をHNにした理由は、まず音が不思議だったという事。
そして、神秘的な存在である事。
それ程、深い意味はないです、はい。

水は大地と共に大いなる母の象徴です。
その中で育まれ、人とは交わるが決して人ではないモノ、
そういう存在です。










参考文献

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